遭難対策 「道迷い遭難」 を読んで

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管理人のベアさんです。

今回は以前紹介した「単独行遭難」と同じドキュメントシリーズの一作、「道迷い遭難」を紹介します。

内容

タイトルから分かる通り、道を間違えてしまい遭難したケースが集められています。

今回も同じく7人の体験談を元にした短篇集です。単独の方から大人数のケースまで幅広く紹介されていますが、本来は遭難と言えないものでさえ遭難とされています。

というのは登山では予定していたより時間がかかり、下山までに数日延びてしまうのは普通にあることです。そのため計画書には予備日というものが設定されています。

しかし予備日を設定していなかったため遅れ、心配した家族や友人が救助要請をするといったケースがあります。すると本人に遭難の意識がなくとも遭難扱いとなってしまうのです。

マスコミ

他に印象深いのはマスコミに目をつけられてしまい、それほど大きな遭難でもないのに騒ぎ叩かれてしまった方の話でした。その方は正しく行動したのに激しい罵声を浴びせられてしまいます。

そういえば「単独行遭難」でもマスコミのせいで無意味に傷つけられた方がいました。そちらでは新聞社の名前も出ていましたね。名前を見たらあぁなるほど・・・と思うかと 笑

凍傷

雪山で遭難した方の話が出てきます。その中で指先が凍傷になり最後は切断となる方がいます。

ここまではよくある話ですが、その過程が詳しく書かれていました。少しグロテスクでしたが、それが現実であり絶対に防ぎたいと思わせられます。また凍傷になりかけた部分を温めて血流が戻ったらとてつもない痛みがあるということでした((((;゚Д゚))))

感想

道迷いの鉄則は引き返すということ!しかしそれが分かっていても遭難者はなぜ戻らないのか。それはまた登り返すのがツラいので、下ればどこかに出るだろうという甘い思考です

そして下るうちに沢に迷い込み、右往左往するうちに体力を消耗し遭難するというパターンだと分かりました。

僕も何度か道を間違ったことがあります。なのでその気持ちは分かります 笑

でも毎回引き返します。なぜなら怖いからです。来た道を戻れば確実に下山することが出来るので無理に進もうとは思いません。

この怖いという感情は大事だと思います。雪山で進むか退くか迷ったときも、怖いと思ったかどうかで判断しました。登山は非日常であり、ハイテンションになりがちです。そのため油断が起きやすく事故に繋がりやすいので冷静に判断するようにしましょう。

あとはやはり地図とコンパス。作中では持っているのに使っていなかったので道迷いした方がいます。使わなければ意味がありませんよね。迷ってからだと林の中ではどこにいるか分かりません。

最終手段としてやはりGPSは使えると思います。僕は毎回圏外でも使えるように地図データをダウンロードして持って行っています。GPSは圏外でも使えるので心強いです。

今回は遭難についての本の紹介でした。こういった本は普段読まない人でも最後まで一気に読めてしまうんじゃないでしょうか。

遭難は年々増加しています。普段から対策をして少しでも減らせるようにみなさんで心がけましょう!

それではまた!

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