管理人のベアさんです。
今回はマイザックのkarrimor alpiniste45+10(カリマー アルピニスト45+10)を紹介します。
- 選んだ理由
- 機能
- 感想
の順に見ていきます。
■選んだ理由
以前ザックのおすすめは何リットル?でおすすめした通り、40リットル前後のザックから選ぶことにしました。
・冬山兼用
夏山だけでなく冬山にも登山しているため、スノーギアやアックスなどを仕舞えるザックが気に入りました。冬山用として売られているザックでも夏山で問題なく使えています。出来るだけザックの所持数は少なくしたかったため冬山兼用モデルは魅力的です。
・デザイン
グレゴリー、ドイター、オスプレー、カリマーなどのザック専門メーカーを中心に調べて一番デザインが気に入ったのがカリマーのザックでした。オスプレーのバリアント37は値段も安く機能的で惹かれたのですが、赤色しか無かったため結局カリマーから選びました。
※現在オスプレーからデザインを一新して黒色を追加したバリアント37や、よりクールになったミュータント38が出ていますね。良いですねこれ。
・決め手は容量拡大
リッジ40はとても評判の良いザックで実際に登山でもよく見かけました。こちらでも良いんですが、何個もザックを買うとお金がかかってしまうし場所を取ります。出来るなら1つのザックでテント泊を含む全ての山行を賄いたかったのです(汗
テント泊は通常60リッター以上でしょうか。しかし、ウルトラライトハイキングをされている方は40リッター以下、人によっては30リッター程でも縦走されています。今後も道具はより軽く小さくなることを考えれば、合計容量55リットルでテント泊はもちろん可能でしょう。
しかし上でも言った通りこれは冬用ではありません。結局残ったのがアルピニスト45+10ですね。
・フラッグシップ
アルピニスト45+10はカリマーの公式サイトにフラッグシップモデルと書いてあります。そう言われるとカッコ良く感じてしまいます 笑
■機能
まず、45+10リットルと言ってもご覧のように絞ってしまえば非常に薄くなります。店頭では空気の入った袋でパンパンになるまで膨らんでいるので大きく感じてしまいますが、実際にはここまで小さく出来るのでご心配なく。日帰りでも全然目立ちませんよ!
上から見下ろした状態。
- このザックは1気室となっています。2気室のザックは使ったことがないので便利さは分かりませんが、特に問題なく使えています。軽量化を目指しているザックは1気室がほとんどだと思います。
- 45+10の10リットルという部分は、この少し大きな袋状の部分のことです。意外とこの部分が便利で、冬山で脱いだ服をてきとうに突っ込んでもちゃんと締められます。
もちろんハイドレーション対応です。このスペースに入れられます。
このハイドレーションの有無が公式サイトに載っていないんですよね...実際に店舗にて確認しました。
見えにくいですが背中側にホースを通して使用します。
写真にある通り210デニールの生地で出来ているので耐久性は十分でしょう。
nyron rip stopと書かれています。「rip=裂ける」を「stop=止める」ということで、引き裂きに強いナイロンで織り込まれた生地ということです。登山では命に関わることもあるので安心ですね。
ちょっと分かりにくくてすみませんが前ポケットです。
結構大きいのでアイゼンやグローブなど入れています。公式サイトの画像だとスコップも入るようです。
背面はスーパークールメッシュで出来ています。これ非常に快適ですね。いままで安物のザックを使っていたのですが、一応メッシュになっていたのに背中が非常に熱くなってしまって苦労しました。
3Dバッグシステムというのが採用されているらしく、フィット感が良いですね。写真を見てもらえれば分かる通り、ヒップベルトが非常に大きなもので出来ているので負担を軽減してくれます。また、ヒップベルトはパッドを取り外して使用することも出来ます。
軽量化のためかヒップベルトには収納が一切ないので注意が必要です。ジャケットのポケットとズボンのポケットを使えば何とかなります。それでも足りなければ外付けですね。
細かいところですが、チェストストラップにホイッスルが付いていました。少しでも軽量化することが出来るように些細な工夫ですがありがたいです。忘れることもなくなりますね。
物が入っていたので写していませんが天蓋にももちろん収納があります。外に一つ、中にメッシュ状で一つあります。
■感想
使い始めて半年程になりますが非常に気に入ってます。このエアフォースという色も好きです。
今のところ不満はありませんね。さすがフラッグシップモデルといったところでしょうか 笑
ネットで検索してもレビューがあまり見つからなかったので心配でしたがオススメです。
リッジ40と違って他の人と被りにくいというのも良いですね。
ただこのザック、あまり置いている店舗が多くないみたいです。京都で探していたのですが見当たりませんでした。たまたま旅行で神戸に行った際に好日山荘 神戸本店に寄ってみたら見つかりました。
値段は税込みで定価27000円です。安くなってたら良かったんですけど仕方ないので定価で買いました。あまり数が無いのかもしれないですね。
以上karrimor alpiniste 45+10のレビューでした!それではまた。
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